ゲーム開発を陰で支えている自負。プラグイン開発でデザイナーが作業に集中できる環境を整える。
「龍が如く」シリーズのフェイシャル関連の開発を行うチームで、主にデザイナーの作業を効率化するため、スクリプトやプラグイン開発を行っています。プレイする人が感情移入できるよう、キャラクターに自然な表情を生み出すために、フェイシャルキャプチャーの撮影、ポストプロセスなどに関する技術開発や、そこから派生したセットアップ作業、自動化の実装なども手がけています。
表舞台には出にくいのですが、デザイナーが作業に集中できる環境を整備し、ゲーム開発になくてはならない様々な業務を行っているのがCGエンジニア。プロジェクトが終わるごとに、生産性向上に向け、自動化の実装やワークフローの改善も行うなど、常に未知のものに挑戦できることにやりがいを感じています。
効率化に終わりはない。
毎年少しでも作業効率を上げていけば数年後にはものすごい効率化につながる―そういう積み重ねを大切にしていきたいと思っています。新たにつくったツールは広く社内の他チームにも見せ、「すごい!こんなスゴいもの見たことない!」「これがあれば作業の生産性が大幅にアップするね」などの声をもらったときに、自分の仕事が役立っていることを実感できます。
CGエンジニアならではの視点で新たなゲーム開発の手法に挑戦したい。
ディープラーニングやAIなどの最先端技術だけでなく、ひとつ前の技術も、視点を変えて応用することでこれまでになかったツールを生み出せるかもしれない。デザイナーとしての知識を持ちながらプログラミング知識も兼ね備えているCGエンジニアならではの発想で、新たなゲーム開発の手法を模索していきたいと思います。
10:00 始業。メールをチェックし、今日やることを整理します。
10:30 打ち合わせ。深夜に自動作成されたデータのチェック、デザイナーへのデータ配布準備や、チーム内の打ち合わせも行います。
12:30 昼休み。社内には日替わりで色々なお弁当屋さんが来てくれるので、気分で選んで食べます。どれもおいしくバラエティ豊か。
13:30 データ配布・チェックデータ作成。デザイナーへのデータ配布および完成データの進捗チェック、デザイナーが作成したデータをチェックするための動画を分散環境で作成。
15:30 自動化・分散サーバーの監視。ワークフローの自動化、分散処理しているサーバーが問題なく、効率よく動いているかを定期的に監視しています。
16:30 データ検証・明日の作業準備。自動化スクリプトのアルゴリズム検証およびテスト、深夜のシミュレーション作業のためにパラメータを選定し、準備します。
19:00 深夜のシミュレーション作業を実行させ退社。チーム内で飲みにいくことも。本屋に寄って家で新しい技術を研究したり、ゲームをしたりしてゆっくり過ごしています。
STAFF INTERVIEWS