株式会社セガ -【SEGA CORPORATION】

JUNIOR EMPLOYEE

若手社員インタビュー

総合職

学んだことを大好きな業界で発揮

私が所属しているPRチームは、開発されたゲームやサービスを、日本を含むアジア地域のたくさんのユーザーに知ってもらうための宣伝部門です。具体的には、ゲームタイトルごとに情報発信していくPR計画の策定やゲームメディア向けプレスリリースの作成、メディアとのコミュニケーション、SNSを活用したユーザー向けのコンテンツ発信などを行っています。

私は、2014年から日本に留学をして、大学4年間はメディアに関することを学び、大学院2年間では、マーケティングを勉強していました。大学院時代の研究テーマは「SNSマーケティング」です。
もともと、ゲームをすることは一番の趣味でしたが、自分の趣味を仕事にするか、悩んだ時期もありました。ですが、「一番好きなことを仕事にしよう」と決心し、エンタテインメント業界に絞り、また、大学で学んだことを生かせるようなメディア関係の仕事ができればと思い就職活動を開始。
そして、世界各国の各地域に拠点があり、自社タイトルだけではなく、販売や宣伝を担当する他社のタイトルも世界に向けて発信できる、まさしく私のやりたい仕事がセガでなら実現できると思い、入社を決意しました。

現地からの応援メッセージがやりがいに

私が担当している業務は主に3つです。1つめは、アジア地域に向けたコンシューマゲームタイトルのPR業務です。タイトルの発売決定発表から発売後までの期間に、アジア地域に向けてタイトル情報を発信するためのプレスリリースのプランやメディアインタビューを企画、実行し、より多くの情報露出を目指しています。

2つめは、アジア地域に向けたセガのSNS公式アカウントの運営で、投稿内容の企画やコンテンツ作成をしています。日々、現地ユーザーとのエンゲージメントの深め方を考え、ユーザーコミュニティの活性化に努めています。
3つめとして、東南アジアのメディア窓口業務を担当しています。現地ゲームメディアに掲載してもらうための情報提供などを行い、メディアの力を借りながらタイトルの情報を現地ユーザーに届けます。
その他、ゲームイベントでアジア地域向け放送の同時通訳や、MCとしてゲーム紹介をすることもありました。

アジア地域のファンの方々と近い距離にいますので、現地のリアルタイムの反応を見られるのは楽しいですね。また、現地メディアの方々からアイデアやアドバイスとともに、感謝の言葉をいただくことが多々あります。応援の声もいただけるので、やりがいにつながっています。

自部門は、何かあれば一緒に話し合おう、といったフランクな雰囲気なので、メンバーや上長とも相談がしやすいです。そのため、チームメイトや上長に「SNSの運営をやりたいです」と何度も話をして、大学院時代の研究成果の資料を皆さんに共有したところ、入社して1~2ヶ月経った頃、SNS公式アカウントの運営を任せていただけました。このような機会を与えてくれるところからも、社員への信頼が厚いところと、チャレンジできる風土が、セガらしいところではないでしょうか。

セガグループ一丸となって感動体験を届ける

セガグループは、「感動体験を創造し続ける」というミッションのもとに、各社一丸となってプロジェクトに臨んでいます。開発側が制作した素晴らしい製品を、プロモーション側は一人でも多くの人に届ける。会社は違えど、みなの熱量や思いは一緒です。セガグループだからこそ、コミュニケーションがとりやすく、世界へ発信していこう、という連帯感を感じます。

私もその中の一員として、東南アジアでのファンの獲得にさらに力を入れていきたいと考えています。今後具体的に想定しているのは、英語以外のタイ語やインドネシア語といった現地の言葉でのアプローチです。
また、現地メディアとの関係性をより深め、現地のイベントに参加するなどして現地ユーザーの行動を把握することも重要です。その上で、ターゲットグループに対する適切な宣伝方法やプロモーション活動にもチャレンジしていきたいです。

セガの海外事業展開は目覚ましく、毎日が挑戦の日々ですが、やりがいを感じながら仕事に取り組めています。学生時代の研究分野が、そのまま大好きなゲーム業界の仕事に活かせているからだと思います。
セガグループを志望する学生のみなさんには、「好きな気持ちを大切にしてください」というメッセージを伝えたいですね。


※当インタビューは入社1年時に取材した内容となります。

SCHEDULE

10:00 始業。1日のスケジュールを確認。メールチェック。

10:30 ミーティング。今週、SNSに投稿するスケジュールや企画内容について、ブレインストーミングをします。実施済みの企画内容の実績共有なども行います。

11:30 リリース作成。日本の原稿をアジア地域向けに、英語、簡体字中国語、繁体字中国語、ハングル語に翻訳した内容の確認や、素材の整理を行います。

12:30 昼休み。お弁当を買って、カフェや食堂で同期社員と昼食を取ります。

13:30 SNS投稿の作成と現地ユーザー反応のチェック。これから1週間の間に投稿する記事の作成を行い、公開済みの投稿のユーザー反応をモニタリング。時には公式SNSの運営者としてユーザーからのコメントにも返信します。

15:00 台湾や韓国の現地グループ会社と定例ミーティング。各タイトルの進捗を共有します。

16:00 東南アジアのメディアとのやりとり。東南アジアとは時差が1~2時間あるため、この時間に現地の情報を収集することが多いです。

19:00 退社。中長期的な情報発信、プレスリリースのスケジュール調整を行い、翌日のスケジュールを確認し、業務終了です。