株式会社セガ -【SEGA CORPORATION】

JUNIOR EMPLOYEE

若手社員インタビュー

プログラマ 鈴木

モノづくりに真剣な環境で、ゲーム開発に携わりたい

ゲーム業界を目指すきっかけとなったのは、高校生の頃に出会ったVRゴーグルです。アニメやゲームの世界に、まるでそのまま入り込んでしまったかのようなリアルな感覚に衝撃を受けました。
高校の部活ではゲーム制作やロボコンなど、自由に取り組めるモノづくりの環境で活動していたこともあり、大学では本格的なVR技術を学んで開発をしようと思い、進学しました。
VRゴーグルは視覚や聴覚に働きかけて現実のように錯覚させる空間を作り出す装置です。私の研究室では、さらに匂いや触り心地などの五感を使ってプレイヤーにフィードバックできる技術を研究していました。それらの技術を使ったエンタメコンテンツの開発の中で、ソフトとハードの両方に携わった経験や、チームで制作した経験は、今の仕事にも活きています。
セガとの出会いは求人イベントです。採用担当の方とお話ししたのをきっかけに、2~3ヶ月アルバイトをする機会に恵まれました。
アルバイトで印象的だったのは、社内の雰囲気ですね。初めて訪れたはずなのに、高校の時の部活を思い出すような空気感で、社員の方々は優しく、フラットに接してくださいました。みなさんモノづくりに真剣な姿勢が印象的でしたね。
その当時は、ロボットの制御まわりを担当させていただき、セガの「モノづくりの一部分」を経験して志望度が高まりました。

「ユーザー第一」を徹底した開発はセガならではの魅力

現在は、プッシャー型メダルゲームのソフトフェアの開発を担当し、プログラムを書いています。一番達成感があったのは、初めての実機チェックの時でしょうか。自分の手元で構築した内容が大きな画面で機械と連動して動き出した時、とても感動したことを覚えています。
また、ゲームセンターに遊びに来たお客様に、試作ゲーム機をプレイしていただく「ロケテスト」も思い出深いです。
担当箇所でバグが出ないかとひやひやしましたが、無事3日間のロケテストを終えることができました。お客様が楽しくプレイする様子を目の前で見られるのは、やはり嬉しいですし、やりがいを感じました。

セガの開発に入って実感したのは、本当にユーザーのことを考えているということです。
「ユーザーが誤認しやすそう」と感じたら修正を加えるなど、かなり細部まで詰めていきます。セガのメダルゲームは筐体と連動したゲーム性もしっかりしていて、ソフトと連動して楽しませるぞ、という意気込みを感じます。良い意味で部活っぽさもある、アットホームな職場がなせる技かもしれません。

誰もが知るゲームを作るために、職種の枠を超えたチャレンジを

セガには「いろんなプロ」がいます。一芸に秀でた方が多く、質問もすぐできますし、親切に教えてもらえます。勉強会で知見共有が頻繁にされていることも良い点ですね。
また、行動力を大切にするマインドもあります。企画書を出す前に実際にプログラムを制作し、「面白いですか?」と見せて始まったプロジェクトもあるようで、モノづくりに重きを置く社風を実感します。

将来の夢は、みんなが知っているゲームを作ることです。セガのアミューズメントゲームで有名なのは「ムシキング」。私の世代だと、プレイしたことがない人がいないほどのビッグタイトルです。そんなゲームを作り出すために、プログラマとしての技量を磨いて行くと同時に、企画側の勉強もしていきたいと考えています。
セガではプログラマからディレクターになった方もいますし、プログラマでも企画を出せます。面白いゲームを作り出すために、幅広い可能性にチャレンジしていきたいですね。


※当インタビューは入社1年時に取材した内容となります。

SCHEDULE

10:30 出社。メールを確認し、1日のスケジュールを立てる。

11:00 実装業務。バグ修正の確認を行う。

12:30 部署の先輩と食堂でランチ。技術ブログもチェックしてスキルアップを目指す。

13:30 午前中のバグ修正の続きに取り組む。分からないところは先輩に相談。

18:00 プログラマチームの定例会議。情報の共有、タスクの確認。

19:00 実機で試運転を行い、成果を確認。

19:30 退勤。映画をみながらのんびりと過ごす。