これまでの常識を覆す、衝撃を受けたメダルゲーム
幼稚園児の頃に初めて遊んだときから、ずっとメダルゲームの虜です。自分でモーターを買ってメダルゲームを作り、親に遊んでもらうくらい夢中でした。小さな頃から楽しいことや面白いことを考え、形にして、人に遊んでもらうのが好きだったので、高校生の頃にはモノづくりの会社で企画職になりたいと思うようになりました。
大学では情報系の学部でプログラミングを専攻し、大学祭の実行委員会のサークルにも所属しました。プログラミングは、シミュレーターを作る際に欠かせませんし、サークルでパンフレットやポスターを作成した経験も、デザイナーとの打ち合わせで役立っています。
就活はゲーム業界に絞り、様々な会社からもお声がけいただきましたが、最終的にはメダルゲームを作りたいと思って、セガに入社しました。というのも、セガが作るメダルゲームが一番好きだったからです。
これまで最も衝撃を受けたメダルゲームが「GALILEO FACTORY(ガリレオファクトリー)」です。メダルのかわりにボールが降ってきて、ボールの落とし方でジャックポット(大当たり)の配当が決まるという、これまでの常識を覆す仕掛けに感動。「こんなぶっ飛んだことを考えられる社員がいる会社なら飽きないだろう」と思って入社を決めました。
入社1年目でプランナー業務全体の流れを経験
メダルゲームのプランナー業務を行っています。開発中の「プッシャーゲーム」の仕様書を書いたり、デバックしたり、実験したり、改善案を考えたりと業務は多岐にわたります。ゲームセンターの利益も考えながらお客様に楽しんでいただくためのバランスを調整するのも業務のひとつ。遊んでいるお客様の反応を見ることができるのもやりがいですね。
セガの強みは、入社1年目からある程度裁量権を持ってゲーム制作を行えること。私も入社直後に競馬ゲームの開発チームに配属となり、目玉コンテンツのアップデートの仕様をまるまる担当しました。分からないことが何かも分からない状況のなか、先輩に聞いて回り、これまでの資料を読みあさりました。仕様の書き方からスケジュール管理まで、プランナーとして必要な一連の作業を最初から最後まで任せていただいたのはとてもいい経験でした。
もちろん、プレッシャーも感じましたが、最終的に自分の作った仕様がデザイナーやプログラマの手に渡って筐体(ゲーム機)で動いて、プレイできるようになったときがとても楽しく、嬉しかったです。
いろんな人の意見が混ざって革新的なゲームが作られる
セガの社員はいい人ばかりだなと感じます。業務中にも気さくに声をかけてくださいますし、普段から業務以外のことを話せる人が多いので、仕事の相談も円滑に進みます。
理論的な方もいれば、逆に感性寄りの方もいて、とても個性が豊か。いろんな人の意見が混ざり合って革新的なゲームができるんだなと思います。
ブレスト中に、自分では考えもしなかった逆転の発想を上げてくる先輩もいて、刺激の絶えない日々です。職種に関係なく、白熱した議論が交わされるのもセガならではだと思います。
いつか私も、ディレクターとして、「GALILEO FACTORY(ガリレオファクトリー)」のような、今までの常識を覆すようなプッシャーゲームを作りたいです。そのためには、自分の考えや思いをうまく言語化して相手に納得してもらう力や、メカ知識も鍛えたいですね。メダルゲームは様々なメカが組み合わさって出来ています。メカに少しでも詳しくなって、新しいアイデアを生み出すことができればと思います。
「好きなことを仕事にしたい」と思っている方にとって、セガはその思いを実現するために必要なことが揃っている会社です。ずっとゲームのことを考える仕事なので、ゲームが好きで好きでたまらない人にぜひ来てほしいなと思います。もし、皆さんが実現したいことがセガの事業と一致するのであれば、ぜひ応募してみてください。
※当インタビューは入社2年時に取材した内容となります。
10:30 出社。メールチェック・1日のスケジュールとタスクの確認。
11:00 仕様書の作成。分かりやすくて読みやすい資料の作成を心がける。
12:30 同期と会社の食堂でランチ。
13:30 筐体のデバック作業。お客様と同じ目線で確認。
15:00 企画のブレスト。チーム全員で問題点を議論。
18:00 企画書の案出し・作成。ディレクターに提出し、レビューをもらう。
19:30 退社。帰宅後は料理をしてゆっくり過ごす。