株式会社セガゲームス
企業
株式会社セガゲームス(本社:東京品川区、代表取締役社長COO:松原健二、以下セガゲームス)は、欧米地域における新たなIP創出に向けて、Two Point Studios Limited(本社:イギリス ファーンハム、以下Two Point Studios)の全株式を2019年5月8日に取得いたしました。
Two Point StudiosはLionheadスタジオ出身のGary Carr、Mark WebleyそしてBen Hymersによって2016年に設立された独立系の開発スタジオです。規模は20名と小規模ながらも、受賞実績もある複数の高評価タイトルに携わっていた経験豊富なメンバーを擁しており、独創的な世界観と遊びやすさを備えたシミュレーションゲームの開発を強みとしています。2018年8月に全世界向けに発売された病院経営を題材としたシミュレーションゲーム『Two Point Hospital』(PCダウンロード)は、各所で高い評価を受け、また、商業的にも成功を収めています。
Two Point Studiosは、セガゲームスの欧州子会社であるセガ・ヨーロッパのサーチライト・プログラムの一環として、2017年よりセガ・ヨーロッパとパブリッシングに係るパートナーシップを築いてきました。サーチライト・プログラムは、セガの気風に合ったフランチャイズ化の可能性を持った新規IPをもたらすスタジオの発掘を目的とした取り組みであり、今回のTwo Point Studiosの株式取得はこの取り組みにおける最初の事例となります。
セガゲームスは欧米地域においてCreative Assembly Ltd.やSports Interactive Ltd.、 Relic Entertainment, Inc.、Amplitude Studios SAS等の開発スタジオを有しており、それぞれのスタジオでは欧米地域を中心に『Total War™』や『Football Manager™』、『Company of Heroes™』、『Endless Space™』といった有力IPのフランチャイズ展開を行っています。今後、Two Point Studiosはセガ・ヨーロッパの下でこれらの開発スタジオと並び、新たなフランチャイズの立ち上げを目指し、タイトル開発を行っていきます。
今回のTwo Point Studios の取得により、同社が持つ優れたコンテンツ開発力と開発ノウハウを活かして新たなIPを創出し、展開を広げていくことでグローバルなゲーム市場での存在感を一層高めてまいります。セガゲームスならびにセガグループは、今後も優良なエンタテインメントコンテンツを通してお客様に感動体験を提供することに努めてまいります。