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株式会社セガは、2023年11月25日(土)、26日(日)に鹿児島県で開催された「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」文化プログラム「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2023 KAGOSHIMA ぷよぷよ部門」鹿児島本大会(決勝大会)にて、鹿児島県、鹿児島市の小学生と高校生総勢約100名のスクールキャスト(学生ボランティア)と一緒に、地域一体となり大会運営を行いました。
スクールキャストは、吹奏楽部による入場行進曲演奏、チアリーディング部による選手応援、書道部による題字制作など10項目の内容を実施し、大会を盛り上げました。
セガは、eスポーツを通じて、地方自治体や各校とつながり、今回のスクールキャストを具現化しました。参加した高等学校は、eスポーツ活動している学校です。
仕事内容 | 学校名 | 仕事詳細内容 |
---|---|---|
(1)入場行進曲演奏 | 鹿児島県立加治木工業高等学校 | 入場テーマ曲を生演奏 |
(2)チアリーダー選手応援 | 鹿児島城西高等学校 | 入場テーマ曲に合わせてコールとダンスで応援 |
(3)題字制作 | 鹿児島市立鹿児島商業高等学校 | 会場に題字を掲示、描字中の映像紹介 |
(4)選手エスコート | 鹿児島市小学生のみなさん | 代表都道府県のぼりを持って選手をエスコート |
(5)大会MC | 鹿児島県立加治木工業高等学校 | オープニングゲーム大会進行、会場レポート |
(6)着ぐるみグリーティング | 鹿児島県立加治木工業高等学校 | 着ぐるみ師、着ぐるみアテンド |
(7)カメラマン | 鹿児島市立鹿児島商業高等学校 | 新聞記事制作 |
(8)取材記者 | 鹿児島市立鹿児島商業高等学校 | 新聞記事制作 |
(9)ぷよぷよ体験コーナーアテンド | 鹿児島県立加治木工業高等学校 | 対戦相手対応、プレイ指導、呼び込み |
(10)ぷよぷよまんじゅう販売 | 鹿児島県立加治木工業高等学校 | 対面販売、呼び込み |
スクールキャストは、今回のために作成したオレンジ色のオリジナルぷよぷよユニフォームを着て、さまざまな仕事を通して大会を盛り上げました。
吹奏楽部による入場行進曲演奏で大会が開幕。観客や選手からも迫力に鳥肌が立ったと感動の声も。
チアリーディング部のコールとダンスで一般の部が開幕。華やかな雰囲気で会場を一気に盛り上げた。
力強く若さ溢れる題字が大会の顔に。会場では、メイキング映像と選手達への応援メッセージも上映された。
地元小学生が選手入場をサポート。選手のそばでのぼりを持って入場を盛り上げた。(写真左)
オープニングや会場レポートを担当し、大会進行を盛り上げた。(写真左右)
着ぐるみの中も生徒が担当。3人で写真撮影などをサポート。多くの来場者が撮影に参加した。
取材記者が優勝者(小学生部門)にインタビュー。他のメディアとともに質問し、詳細なメモにまとめていた。
試合やインタビューの様子を色々な角度から撮影。取材記者と共に新聞記事を作成。
eスポーツ同好会の生徒が担当。初めてプレイする人に丁寧に教えていた。
21年ぶりに復活したぷよぷよまんじゅうを会場でも販売。
ワクワクして緊張したが、楽しみながら演奏できた。
eスポーツ大会の演奏は初めて、普段の演奏会と異なり、大会での演奏は選手が主役で盛り上げ役という点が違うが、いい経験になった。ミスも少しあったが、いつもと違う演奏を楽しめたので今日の演奏は100点。
体育祭の後だったので、少し大変だったが、全国大会という舞台だったので気持ちあげて臨んだ。会場にいるお客様も手拍子をしたりして盛り上げてくれたので、楽しく踊れた。ぷよぷよが遊びたくなった。
加治木工業高等学校 吹奏楽部による「小学生の部」の選手入場行進曲演奏の様子と、鹿児島城西高校 チアリーディング部による、チアリーダー選手応援の様子も映像にてご覧いただけます。
「ぷよぷよ」シリーズは、発売から30年以上愛される、国民的落ち物アクションパズルゲームです。1991年に初代『ぷよぷよ』がMSX2版とファミコンディスクシステム版にて発売され、1992年にはセガよりアーケード版、メガドライブ版を発売。単純で分かりやすいゲームシステム、可愛らしいキャラクター、さらに落ち物アクションパズルゲームとして初めて対戦形式を導入したゲーム性により、爆発的なヒットを記録しました。以降、アクションパズルゲームの定番ゲームとして、さまざまなゲーム機や携帯電話、スマートフォンで展開され、年代を問わず幅広い層に遊んでいただき、現在に至っております。2018年3月にはJeSU(日本eスポーツ連合)公認タイトルとなり、プロ選手も誕生。eスポーツシーンでも盛り上がりを見せ、現在、多数の競技大会を実施しております。
「eスポーツ(esports)」は、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲーム使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」は、日本各地の予選を勝ち抜いた都道府県代表チームによって競われるeスポーツの全国大会です。2019年10月に、「いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会」の文化プログラムとして初めて開催され、第1回は開催地である茨城県が優勝。第2回大会と第3回大会は大阪府が連覇しました。昨年3年ぶりに有観客で開催された栃木大会では、6競技10部門の総合成績によって東京都が初優勝を果たしています。
文化プログラムは、「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」の機会を捉え、鹿児島県の誇る文化や伝統など、多彩な魅力を全国に発信すること等を目的に実施するものです。