企業
株式会社セガ(本社:東京都品川区、代表取締役社長COO:杉野行雄、以下セガ)の開発子会社であるCreative Assembly(本社:イギリスウェスト・サセックス州ホーシャム市)は、同社が展開するPC向けリアルタイムストラテジーゲーム『Total War™ Arena』の中国大陸向け正式サービスを2020年9月23日(水)から開始します。サービスは現地IT大手企業NetEase社(本社:中国浙江省杭州市、代表CEO:William Ding丁磊)を通して行われます。Creative AssemblyとNetEase社は、『Total War』シリーズの中国大陸におけるパブリッシング契約を締結しており、『Total War™ Arena』の展開はその第一弾となります。
『Total War™』シリーズは、ローマ帝国や日本の戦国時代、中国の三国志などの史実を題材に、正確な歴史描写と圧倒的なゲームクオリテイにより、全世界でシリーズ累計3,430万本以上の絶大な人気を誇るCreative Assembly制作のPC向けリアルタイムストラテジーゲームです。また、『Total War™ Arena』は、古代の戦場を舞台に、ローマ、ギリシャ、カルタゴから異なる能力を持つ指揮官が率いるユニットを選択し、ユーザー同士10名対10名がチーム戦方式で対戦する基本プレイ無料形式のPC向けゲームです。
NetEase社はポータルサイトやeコマースサービス、また、PC、及びモバイルゲームの提供を行う中国有数IT企業で、他企業との提携による中国大陸内でのゲームの配信・運営実績を持っています。この度の取り組みは、中国市場におけるマーケティング、及びサービス運営に関する豊富な知見を持つNetEase社との協業によって、訴求力の高いコンテンツの提供を通じて、『Total War™』シリーズをより多くの方々に楽しんでいただくことで、さらなるIPの伸長を目指すものです。
セガでは、世界中に開発スタジオと販売拠点を置き、各地の市場環境に合わせてゲーム、及び関連事業を展開しています。欧米では現地のニーズを捉えた独自コンテンツを制作し、販売する製販体制を有しています。アジアにおいては中国での現地パートナー企業を通じた自社家庭用ゲームの提供やPC向けゲームプラットフォームでのコンテンツ配信、自社IPを活用した現地企業との協業による中国向けモバイルゲームの展開などに取り組んでいます。また、台湾では家庭用ゲームの直販を日本のソフトウェアメーカーとしては初めて開始した他、東南アジアにおいては現地パートナー企業とともに販売網の整備を行っています。この度の展開はこうした取り組みの一環であり、中国を含め世界中のより多くの方々に対して自社IPやコンテンツをお届けすべく今後も努めてまいります。