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現在日本の総成人人口の過半数が50歳以上(※)で、趣味や仕事などさまざまな活動に積極的なアクティブシニア層が増加するなか、年齢を重ねることを前向きにとらえ、充実した生活を過ごそうとする「サクセスフル・エイジング」という考え方が注目されています。
株式会社セガでは、シニア層の趣味活動を応援するウェブサイト『シュミカツ!』において、敬老の日に向けて50歳以上の男女956人を対象として、2020年7月31日から8月3日にかけてシニア世代における「サクセスフル・エイジング」に関する意識調査を行いました。以下にその結果の概要を発表します。
「サクセスフル・エイジング」をしていると思う有名人をたずねたところ、男性では俳優・歌手の加山雄三さん、女性では女優・歌手の吉永小百合さんがそれぞれ1位に選ばれました。2位には所ジョージさんと黒柳徹子さん、3位には郷ひろみさんと草笛光子さんがそれぞれランクインしました。
「サクセスフル・エイジング」という考え方の認知についてたずねたところ、聞いたことがあると回答した方(「聞いたことがあり、意味も知っている」と「聞いたことはあるが、内容は知らない」の合計)は全体の2割弱(19.2%)でした。
自身が年齢を重ねることをどうとらえているかたずねたところ、「自然なことであり、あまり気にしていない」の割合が全体で73.6%と最も多く、さらに年代が上がるほどその割合が増加する傾向にあります(50代68.6%、60代75.3%、70代以上80.4%)。
自身の生活の充実度についてたずねたところ、「充実している」と回答した割合(「とても充実している」と「どちらかといえば充実している」の合計)が全体で6割を超え、その割合は年代が上がるほど増加傾向にあります(50代52.0%、60代62.6%、70代以上75.8%)。
生活を充実させるために取り組んでいることをたずねたところ、全体では「趣味に熱中する」がトップ(48.5%)で、2位「家族との時間やコミュニケーションを取る」(47.7%)、3位「旅行を楽しむ」(42.3%)が続いています。年代別にみると、50代の1位は「美味しいものを食べる」ですが、年代が上がるほど減少していることがわかります(50代45.2%、60代42.2%、70代以上30.9%)。60代と70代以上の1位は、「家族との時間やコミュニケーションを取る」で年代が上がるほど増加しており、70代以上では50代と比べて17.7ポイントと大きな差がありました。(50代39.5%、60代51.2%、70代以上57.2%)また、70代では「趣味に熱中する」が同率1位でした。
自身の「見た目年齢」、「健康年齢」、「気持ち年齢」と実年齢を比べてどのように感じているかたずねたところ、全体では「気持ち年齢」、「見た目年齢」、「健康年齢」の順に「実年齢より若いと感じている」と回答した割合が高いということがわかりました(気持ち年齢56.4%、見た目年齢47.3%、健康年齢27.5%)。
また、年代が上がるほど「実年齢より若いと感じている」割合は増加し、特に「気持ち年齢」と「健康年齢」では70代以上と50代ではそれぞれ10ポイントを超える差がありました。(気持ち年齢50代53.5%、60代54.9%、70代以上64.9%、健康年齢50代23.4%、60代27.6%、70代以上35.6%)。
『シュミカツ!』は、セガが運営する“アクティブシニアの日常生活にエンタテインメントを!”をキーワードに、シニア層に人気のある6つの趣味ジャンル(旅、健康、園芸、グルメ、鑑賞、学び)を網羅したウェブサービスで、記事による情報発信を行う「情報発信ポータルページ」と日記のように簡単操作で趣味活動を記録できる「シュミロク(趣味録)」機能を提供しています。また、『シュミカツ!』会員を対象とした商品やサービスのモニター、アンケート調査、タイアップ記事制作等様々な施策を通じて、企業のマーケティング活動全般の支援を行うサービス「シュミカツ!アンバサダープログラム」を展開しています。
株式会社セガでは家庭用ゲーム機、PC、スマートフォン向けゲームの企画・開発・販売・運営及びアーケード機器の企画・開発・販売を軸に事業を展開するほか、ゲーム事業で培ったノウハウを生かしたデジタルサービスやプライズをはじめとしたキャラクター商品の企画・開発・販売等を行っています。家庭用ゲーム機、PC、スマートフォン向けゲーム事業においては、日本国内、及び海外のスタジオにて開発したゲームコンテンツを、日本を始め世界各地に置く拠点を通して全世界にご提供しています。また、アーケードゲーム事業においてはプライズマシン、メダルゲームなど革新的な発想力とそれを具現化する高い開発力により時代を象徴する画期的な製品を多数生み出してきました。